介護現場に中国からの実習生受け入れ 滋賀県 オンラインで面接、6人採用

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中国・湖南省とウェブ会議システムをつなぎ、面接が実施された=大津市和邇高城の高齢者グループホーム「志賀の里」で2020年12月21日午前10時50分、菅健吾撮影
中国・湖南省とウェブ会議システムをつなぎ、面接が実施された=大津市和邇高城の高齢者グループホーム「志賀の里」で2020年12月21日午前10時50分、菅健吾撮影

 滋賀県は、友好都市提携を結ぶ中国・湖南省から介護現場で働く人材の受け入れを開始する。2020年12月には技能実習生の受け入れを希望する大津市内の介護施設で、オンライン面接会を初めて実施した。中国人6人の採用が決まり、5月末以降に来日する予定。担当者は「さまざまな人材を確保したい」と期待を寄せている。【菅健吾】

 国の15年度の推計では、25年までに県内では介護人材が約3400人不足するという。県の推計人口によると、19年10月時点で約141万人のうち、65歳以上の高齢者は26・0%にあたる約36万人。全国値(28・5%)よりやや低いが、超高齢社会(65歳以上が21%以上)は県内にも到来している。

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