熊本地震 いま被災地でやるべきこと やってはいけないこと

    「東京防災」を使う

    4月14日午後9時26分ごろ、熊本県で震度7を観測する地震があった。発生直後になにをすべきで、なにをやってはいけないのか。

    東京都がまとめた防災情報ハンドブック「東京防災」からまとめた。

    NGなこと

    自宅などガスや電気が通っている場所にいる際は、ガスに引火する可能性があるので、火はつけない。そして、ブレーカーを上げない。電気のスイッチも触らないようにしよう。

    被災地域以外でできることもある。

    大事なのは、不要不急な電話は控えることだ。被災直後は、電話回線がパンクする恐れがある。用がないなら、電話は絶対にやめる。

    「電話よりLINEがつながった」という声もあった。

    発災直後の行動について

    自宅にいる場合の注意は次の画像にまとまっている。

    夜間避難の注意点

    夜間の避難になっている。最大の注意点は見通しも悪く、側溝への転落などの危険も伴う。広い道を通行するなど、いつも以上に注意が必要だ。



    避難するかどうかのフローチャートがまとまっている。もし、家族が離れ離れになっている場合は、自宅に安否メモを残す、電話会社が提供している災害用の伝言サービスを使うことが大事だ。

    避難する時の注意

    避難所マップ

    熊本県内の避難所はヤフーの避難所マップにまとまっている。

    BuzzFeedでは、現地からの被害の報告を速報でまとめている。

    最初の地震で震度5強以上が観測された市町村は、以下の通り。

    震度7:益城町

    震度6弱:玉名市、西原村、宇城市、熊本東区、熊本西区、熊本南区

    震度5強:玉名市、菊池市、宇土市、大津町、菊陽町、御船町、熊本美里町、山都町、氷川町、合志市、熊本中央区、熊本北区

    訂正

    本文前半にあった「ブレーカーを上げる」は「ブレーカーを上げない」の誤りでした、訂正いたします。